♨️ 城崎温泉って、双子と泊まってどうなの?
城崎温泉は、川沿いに柳の並ぶ温泉街を、浴衣で外湯めぐりして楽しむ古い温泉地です。……と聞くと「双子連れにはハードルが高そう」と感じるかもしれません。たしかに、街を歩き回る外湯めぐりを双子2人分こなすのは、正直しんどいです。
でも、外湯を全部制覇しなくても、城崎の旅は十分楽しめます。宿の貸切風呂やお風呂付きの客室で、親と双子だけでゆっくりお湯につかる——これだけでも立派な温泉旅行です。外湯は「行けそうなら1つだけ」くらいの気持ちで大丈夫。
そしてもう一つ、双子連れにうれしいのが城崎マリンワールドが近いこと。イルカタッチやペンギンの散歩を間近で見られる体験型の水族館で、城崎温泉駅から全但バスで約10分(「日和山」下車)です。温泉とセットで1泊2日にすると、遠出のかいがある旅になります。
関西の中心部からでも、城崎温泉はJRの特急で片道2時間半ほどの遠出になります。双子連れの長距離移動の段取りは、双子の帰省・長距離おでかけの準備もあわせてどうぞ。
🛁 双子連れの城崎、宿選びで見るのはここ
同じ城崎の宿でも、双子連れにとっての「泊まりやすさ」はかなり違います。パンフレットの写真より、次の4つで選ぶと失敗しにくいです。
① お風呂で2人をどう洗うか(いちばん大事) 大浴場は男女別なので、親1人で双子2人を連れて入って洗うのは、正直かなり大変です。双子連れは、次のどちらかの手段がある宿を選ぶと安心です。
- 無料の貸切風呂がある宿 … 家族だけで入れるので、パパとママで1人ずつ抱えて洗えます。
- お風呂付きの客室がある宿 … 部屋のお風呂なら、他のお客さんに気兼ねなく、順番にゆっくり洗えます。
② エレベーター・段差 城崎は古い宿が多く、エレベーターがなくて客室まで階段という宿も珍しくありません。横型の双子ベビーカーは畳んで運ぶことになるので、階段がしんどい時期なら、エレベーターのある宿を選んでおくとラクです。
③ 部屋食かどうか 双子を抱えて大食堂やバイキング会場へ料理を取りに行くのは大変。夕食(できれば朝食も)がお部屋食の宿だと、周りに気兼ねなく、子どものペースで食べられます。
④ 和室・ベビー設備 畳にお布団の和室なら、ベッドからの転落を心配せずに双子を寝かせられます。離乳食の温めやベビーグッズの貸出があるかも、宿によって差が大きいので、各宿ページで確認してみてください。
🏯 城崎で双子と泊まれる宿
このサイトで双子目線のチェックをした城崎の宿を、お風呂の入り方で分けてご紹介します。強みも弱点も正直に書いているので、ご家庭の優先順位で選んでみてください。
貸切風呂で、家族だけで洗える宿
- 心の宿 三國屋 — 館内に無料の貸切温泉が4か所あり、空いていれば予約なしで自由に入れます。城崎で唯一のミキハウス「ウェルカムベビーのお宿」認定で、ベビー布団やバンボなどの備品もそろう、赤ちゃん連れに手厚い宿です。ただしエレベーターがなく、客室へは階段なので、双子ベビーカーは畳んで運ぶことになります。
- 湯楽 Kinosaki Spa & Gardens — 公式サイトから予約すると無料になる貸切露天が3つ。全室和室で朝夕ともお部屋食、ベビープランもあります。そして城崎では珍しくエレベーターがあるので、移動のしやすさで選ぶならここが候補。貸切は公式サイトからの予約なら無料(通常は2,200円)で、1回40分・チェックイン時に予約する形なので、混んでいる日は希望の時間が取りにくいことも。
- 城崎温泉 お宿 芹 — 無料の貸切風呂(家族風呂)があり、鉄筋4階建てでエレベーター完備。円山川を望む展望大浴場や、駅からの無料送迎もうれしいところ。貸切は当日先着の1組40分制なので、確実に使いたい時は予約時に相談を。フロントからロビーへは階段があります。
- 城崎温泉 白山はなれ 里山の四季 — 離れは全6室に客室風呂付き(信楽焼露天5室・高野槙風呂1室)。さらに宿泊者は温泉を最大7湯まで無料で貸切にできるので、客室風呂と無料貸切で、親と双子だけでも入浴しやすい宿です。貸切湯の予約方法や利用時間は予約前に確認を。朝夕お部屋食で気兼ねもなし。一方で、古民家の離れタイプのため、エレベーターや段差、ベビー設備は公式で確認できていません(要確認)。移動しやすさより「お風呂の自由さ」で選ぶ宿です。
客室のお風呂で洗える宿
- 城崎観光ホテル 東山荘 — 全25室にユニットバス付きなので、お部屋の中で親1人でも双子を1人ずつ順番に洗えます。夕食・朝食ともお部屋食で、乳幼児は無料、駅から徒歩4〜5分と近いのも助かります。ただしエレベーターの有無が公式で確認できず、段差ありの情報もあり、赤ちゃんグッズの記載も少なめ。無料の貸切露天は湯浴み専用で体は洗えない点にも注意です。
- 城崎温泉 ときわ別館 — 貸切風呂はありませんが、露天風呂付き・檜風呂付きの客室を選べば、部屋のお風呂で家族だけで双子を洗えます。ただし客室のお風呂は温泉ではなく普通のお湯です。赤ちゃんプランは夕朝ともお部屋食で、離乳食の温めやバンボなどの備品も。ただしエレベーターがなく2階は階段、静かに過ごしたい方向けの方針の宿なので、動き回る年齢の双子だと少し気を遣うかもしれません。定員が3名なので、大人2人+双子2人の4名で1室に泊まれるかは要確認です。
- 城崎温泉 深山 — 標準の和室は大浴場が基本ですが、浴室付きの「前室付和室」や「コネクティングルーム」を選べば部屋で洗えます。調乳ポットやおむつ、離乳食の温めなど赤ちゃんの備えは城崎でも手厚い部類(手厚い特典の多くは予約サイトのプラン記載)で、エレベーターも1基あります。ただし夕食も朝食も会場食でお部屋食はなく、2026年7月にリニューアル再開したばかりなので、最新の設備は宿にも確認を。
どの宿も、料金や細かい設備(ベビーベッドの台数、添い寝の年齢など)は変わりやすいので、公式で確認できなかったことは各宿ページに❓のまま正直に載せています。予約のときにあわせて確認してみてください。
🗓 双子と過ごす、城崎の1泊2日
無理のない回り方の一例です。双子のペースに合わせて、詰め込みすぎないのがコツです。
1日目
- 昼すぎに城崎温泉駅に到着。送迎のある宿なら、駅で声をかけてお迎えに来てもらうと、双子連れの荷物移動がぐっとラクになります。
- 宿でひと休みしたら、明るいうちに貸切風呂か客室のお風呂で温泉デビュー。大浴場のワンオペ入浴を避けられるだけで、旅のしんどさが半分になります。
- 夜はお部屋食でゆっくり。外湯めぐりは、双子が寝てから交代で1つだけ、くらいがちょうどいいです。
2日目
- 午前中に城崎マリンワールドへ。城崎温泉駅から全但バスで約10分です。園内はスロープとエレベーターが整い、多くのエリアを双子ベビーカーで回れます(一部に階段あり)。イルカタッチやペンギンの散歩など、双子が夢中になる体験がそろっています。
- 帰りの特急の時間に余裕をもって、駅へ。温泉街の石畳や人の多い通りは、双子ベビーカーだと少し気を使うので、混む時間を避けて動くと安心です。
🌿 おわりに
城崎温泉は、「外湯を全部回らなきゃ」と気負わなくて大丈夫。宿のお風呂で親と双子だけの湯浴みを楽しんで、部屋食でのんびりして、翌日はマリンワールドで遊ぶ——これだけで、双子連れには十分すぎるくらい満ち足りた1泊2日になります。
宿選びでいちばん見てほしいのは、やっぱり「お風呂で2人をどう洗うか」。貸切風呂か客室のお風呂か、ご家庭に合いそうな一軒を、各宿ページで見比べてみてください。双子と一緒でも、温泉旅行はちゃんと楽しめます。